お正月が明けると、剪定作業が始まります。お父さん頑張って!
枝先に新芽が萌えてきています。小さな葉が開いていくのは
かわいいです。
この時期に菜種かす・堆肥を株もとにすきこんであげます。
元気におおきくな~れ!!
市田柿の「かきっぽちゃん」の小さな花芽ができています。
葉っぱも柔らかくてかわいい❤
黄色くて小さなお花が咲きました。数日でぽとんと
落ちてしまいます。
花が落ちた後、小さな実の赤ちゃんができています。
柿の赤ちゃんは花の数だけできてしまうので少し
少なく(摘果)します。
ほら!!少し実の間隔が広がって、
ちゃんと大きくなれそうになってきます。
柿の実が色づいてきました。
ほら!!美味しそうなオレンジ色になっています。
(でも、渋いからまだまだですよ)
収穫してきました。柿の実はびく(カゴ)を腰につけて
一つ一つ丁寧にもいでいきます。
まずは 柿のほぞ(がく)を取っていきます。
ほぞを取った柿のほぞのヘリを吸引させて
どんどん入れてむいていきます。
柿の実が市田柿の実になるべくむかれました。
これは柿を干して、市田柿へと育てる部屋です。
農協の衛生検査も厳しいので、お父さんがきれいに
掃除してセットしていきます。
むいた柿をへたの部分を使って釣っていきます。
見えますか?常に衛生面を配慮して
手袋をしての作業になります。
ただの柿の実が市田柿になるために、これから
4週間家の中に吊るされて、霧に抱かれて少しずつ
干されていきます。部屋が柿でいっぱいになり壮観です。
だいぶ干されて、しぼんできました。
この部屋に入ると世界が柿色になります^m^
すだれから外して、天日干しにします。
干した後は一つ一つ取って、このドラム缶で、回して回して、
甘~くな~れとまた回します。だんだん粉(こ)がふいてきます。
回した後は、お日様の光を一杯浴びて、そろそろ市田柿へと
変身してきています。この工程を何度か繰り返して、
美味しい市田柿に変身していきます。
程よく表面に粉(こ)もふいてきています。
どうですか?こがふく前ですが、美味しそうな色してると思いませんか?
こが来たすぐのころです。もうすぐ 出来上がりです。
オレンジの甘くて柔らかそ~な柿に白い
粉(こ)がふいています。こうして市田柿なっていきます。
これは結構大きなサイズになります。
左は特秀LL20個化粧箱詰め
真ん中は28個詰めの特秀Mになります。
家庭用 特秀 スーパーで売っています。
箱入りよりはちょっと小さくなりますが味は同じであま~いです。
南信州特産市田柿
長野県飯田市の「彩果園」では秋から冬に、南信州特産の市田柿を心を込めて作り、「かきっぽちゃん」と愛称で呼んで、農家直販しています。
南アルプスと中央アルプスに挟まれた飯田市は、内陸性気候に属するため気温差が激しく、夏は 35℃、冬は -10℃に達することもあります。近くの、天竜川からは、晩秋から冬にかけ毎朝のように川霧が発生します。この霧が干し柿を一気に乾かさないようにする天然の“加湿器”となり、市田柿独特の「 もっちり、ねっとり 」とした食感を生み出しているといわれています。
干し柿の最高級品としての 「 市田柿ブランド 」 の基準では、水分を調整して果肉の透明感と適度な粉の具合、もっちりとした柔らかさを保つことが特秀( 最高 )ランクの条件です。
彩果園では、衛生面と、乾燥の加減などに細心の注意を払って、本当に美味しい市田柿の生産を心がけております。
当園では、市田柿は生産品のみ季節限定で、農家直販させていただいておりますので、ご予約期間、販売期間をご確認の上ご注文をお願いいたします。
年が明けると剪定作業が始まります。春からはきゅうりの季節を通して、下草刈りをしたり、お花の付き方を見たり、健康に柿が育つようにと面倒を見ます。
お花がかわいくて、だんだん大きくなっていく実を見守っていると、やっぱりかわいくて、また名前を付けたくなってしまいました。
今度は家族みんなでいろいろ考えて「かじりくん」が”くん”だから、こんどは女の子のイメージで”ちゃん”「かきっぽちゃん」にしてみました。
皆さん 名前で呼んでかわいがってくださいね!!